コロナパンデミックから経済活動がゆるやかに回復の兆しをみせているとはいえ、ロシアのウクライナ侵攻を発端として食料品をはじめとする物価高騰が生活や営業を圧迫しています。

　そんな中、来年度から水道料金を20%程度値上げすることが、水道審議会で了承されました。今後、岡山市議会へ料金改定のための条例案が提出されます。

　水道局は岡山市の会計とは別で事業をしています。人口減少に伴い水道料金の収入が減っている中でも、岡山市内の水道管を維持していかなくてはいけません。このままいくと赤字の見通しとなるため、値上げが必要との事です。

　当初、25.3%とされていた案から20.6%に多少緩和されたとはいえ、家庭や事業所の負担が大きくなることは明らかです。

　また、旧奥津町につくられた苫田ダムの水が現在もほとんど使われることなく、年間21億円の受水費を市民が負担し続けていることは、理不尽としか言いようがありません。

　「岡山市の水道料金を考える会」は、水道料金値上げに伴う市民への影響を明らかにし、来年度からの水道料金値上げは「今、やるべきではない」と市民の声をあげていきたいと考えています。

　私たちの提案

☆岡山市の一般会計から繰り入れをする

☆苫田ダムのムダな水の購入をやめる

広く岡山市民の皆さまのご協力をお願いします。

9月、11月議会に署名を積み上げます。

それぞれの締切は以下の通りです。

 1次〆切→8/21(月)

2次〆切→11/20(月)

ご協力よろしくお願いいたします。

呼びかけ人代表　向谷千鳥

水道料金値上げ反対署名ダウンロード

　「岡山市の水道料金を考える会」が水道事業についての学習会を開催しました。岡山市の水道会計に深く関係する苫田ダムと、広域水業事業団について、共産党元県議の武田英夫さん、岡山市議の林潤さんが説明。

　参加者からも活発に質問も出て、理解が深まりました。ダムの受水費見直しや、一般会計からの支援を求め、今後超党派での水道料金値上げストップの運動が必要です。

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